デジタルマーケティングにおいて、ユーザーの利用実態を正確に把握することは欠かせません。
しかしながら、公式情報を探しても発表されていない内容が多く、情報の出所が不明な情報が数多く存在しているというのが実状です。
本記事では、2024年11月時点のデータをもとに、日本国内における検索エンジン市場および主要SNSの利用者数と市場シェアを根拠と共に整理しました。
情報収集に時間を割いている方々の参考になればと思います!
目次
国内検索エンジン市場の利用状況
市場全体の月間セッション数
国内全検索市場の月間セッション数は約34億1,868万セッションと推定されます。
このデータは、Yahoo! JAPANの公式MAUデータ¹を基に、各ブラウザのシェア率²と1ユーザーあたりの月間セッション³から算出しています。
各検索エンジンのシェアとMAU
Yahoo! JAPANのMAUについては公式の資料に記載があったので、これを元に算出した国内全検索市場の月間セッションと、各ブラウザのシェア率から月間セッション数とMAUを算出しました。
▼Yahoo! JAPAN
▼Microsoft Bing
国内主要SNSの利用状況
各SNSの国内MAU
- LINE: 9,500万人(2024年11月媒体資料)¹
- X(旧Twitter): 6,700万人(2024年11月公式情報)⁴
- Instagram: 6,600万人(2023年11月公式情報)⁵
- Facebook: 2,600万人(2019年7月公式情報)⁶
- TikTok: 2,700万人(2023年推定値)⁷
- LinkedIn: 400万人(2024年12月公式情報)⁸
まとめ
Googleは圧倒的シェアを維持、Microsoft BingがYahoo! JAPANに迫りつつあります。
今回はデバイス別のシェアに触れませんでしたが、特にPCではMicrosoft BingがYahoo! JAPANのシェア率を抜いている点に注目すべきです。
InstagramとTikTokは、2019年からの約5年で利用者が大幅に増加し、特にInstagramは、2019年の3,300万人から倍増しています。
LINEとFacebookは大きな変動がなく、一定の支持を維持していると言えるでしょう。
日本国内における検索エンジンとSNSの利用状況は、それぞれ異なる特徴を持ち、マーケティング戦略に影響を与えます。
本記事のデータが、効果的な広告媒体の選定や市場動向の把握に役立てば嬉しいです。
【脚注】
1,LINEヤフーの2024年11月媒体資料に「Yahoo! JAPAN MAU数 5,430万人」「LINE MAU数 9,500万人」という記載あり。
3,シェアはセッションで計算されているとのことだったので・・・
▼計算に使用した仮定値(公式情報が存在しないため、過去情報やAIを用いて設定)
Google:1ユーザーあたり月間30セッション(1日1回利用)
Yahoo! JAPAN:1ユーザーあたり月間6セッション(週に1~2回利用)
Microsoft Bing:1ユーザーあたり月間6セッション(Yahoo! JAPANと同程度)
4, 2024年11月 「X Corp. Japan 株式会社」への社名変更のお知らせ 内に記載あり。
5, 2023年11月 Meta Marketing Summit Japan 2023 内で、2019年に公表した3,300万人から2倍になっていると言及あり。
6, 2019年7月 フェイスブック ジャパン長谷川代表が語る「退任の真意」--独占ロングインタビュー 内に記載あり。
7, TikTokの日本国内MAUに関する公式情報はなし、2023年9月の推定値が様々なサイトで利用されている状況。ちなみに、2021年10月の推定値は1,700万とされている。
8, 2024年12月現在、公式サイトの About us 内に記載あり。四半期ごとに更新しているとのこと。